お客様の話

銀杏の木が見える家。

奥さんにとって、ご主人は高校時代のひとつ上の先輩。就職してからグループ交際がはじまり、ご主人からのアプローチで2人のおつき合いは始まりました。その頃から、将来こんな家庭がいいね、ということはよく話していたようです。家族中心の暮らしがしたい、一緒にいる時間を大切にしたい、子どもは3人がいい・・・。そんな家族の理想、考え方がとても近いことが決め手となり、2年後に結婚。3人の子どもに恵まれました。

家はアパートから賃貸の一軒家へ。手狭なアパートと比べると一軒家は快適な暮らしでしたが、自分の家がずっとほしかったという奥さんの思いもあり、数年後、家を建てるための土地探しが始まりました。いざ探し始めると希望の学区は人気が高く、良い土地がなかなか見つかりません。しばらく経ったお正月の1月2日、朝起きて携帯で土地をチェックしてみると、気になる土地を発見。早速土地を見に行きました。土地のお向かいに神社があり、空間が開け、目の前にはご神木の大きな銀杏の木が立っていました。住宅街なのに、広々とした景色。その銀杏の木に惚れ込んで、ここしかないとその場で決めました。
野沢工務店を選んでいただいた理由は、冊子のデザインや雰囲気が好きだったから。ここなら素敵な家を建ててくれそう、と思っていただけたようです。そして、以前住んでいた家のご近所に野沢工務店の大工が住んでいたことも決め手に。もちろん、大工はその方を指名されました。プランを考えるにあたり、一番の優先順位は南側に見える大きな銀杏の木でした。春は新しい葉が芽吹き、扇のような愛らしい葉っぱを広げ、秋は黄色の世界が広がります。その大きな枝振りから季節感を感じられるようにとリビングを2階へ。そして、銀杏の木を額におさめるように、南側に大きな窓をつくりました。
キッチンにもこだわりが。看護師の奥さんは朝早く、夜遅いことがあり、ごはんの支度とお子さんたちの送り迎えはご主人が担当。昔、イタリア料理店のキッチンでアルバイトをしていたというご主人は、とても料理好き。家でもキッチンにいることがほとんどで、仕様はご主人が決められました。家族が見えるようにと対面式のキッチンに。そこに使ったバイブレーション仕上げのステンレスは、東京まで見に行ったほど。もちろん、キッチンに立つと、家族越しに銀杏の木が。友人を招いてのパーティーも、持ち場のキッチンで料理を作りながら飲みながらで楽しめます。得意料理は自家製サラミやマリネ、肉料理。週末にローストビーフや角煮など、時間をかけて作るのが楽しいそうです。
奥さんが思い描いたのは、飽きのこない家でした。きちんといいものを使い、おじいちゃんおばあちゃんになっても丁寧な暮らしができる家。暮らしを大切にしたいという思いがありました。無垢の木や塗り壁など天然素材の良さは、素材感だけではなく、傷がついても、味になって、補修もできる、というところ。経年変化も楽しみの一つです。地元の杉やヒノキをふんだんに使い、壁は補修できるようにと珪藻土を。3階はあえて合板のままにして、完成してからお子さんと一緒にご主人が塗られました。ヒビが入ったり、まだらだったり、それでさらに愛着が増したそうです。他にも、長屋が好きということで、玄関に長くて大きな土間を設けたり、所々にアンティークのランプなどを置いてみたり。ご主人と一緒に家づくりを楽しんでおられました。
引っ越して1年半。ご主人は相変わらずキッチンに立ち、料理を作ることを楽しまれています。長い土間にはピカピカに磨かれた大切なバイクを。奥さんはお庭で初めてのガーデニングに挑戦。お隣の美しいお庭を作っている奥様を先生に、ローズマリー、レモングラス、ゼラニウム、金木犀などを植えました。そして、家にいると安心できて、心が落ち着き、ここで暮らしていけると思えることで、今まで以上に仕事のやる気も出るとのこと。お子さんたちはというと、3階を子ども部屋にしたのに、リビングの居心地いいのか、2階にばかりいたり、そうかと思えば、1階から3階までの階段をドタドタと。お絵描き好きの末っ子のちーちゃんは「私、小学生になったらお部屋を買ってもらうの。」と自分の部屋をとても楽しみにしているそうです。
うららかな春、家族が集う2階の大きな窓からは光が降り注ぎ、陽だまりがひのきの床にこぼれていました。秋の黄葉を心待ちにしつつ、温かい家族の時間が紡がれていきます。
銀杏の木が見える家
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